鹿児島で不動産を売却する流れ
鹿児島市で不動産売却を検討している人向けに、基礎知識として知っておくべき流れや税金・諸費用などについて紹介しています。
不動産売却(仲介)の主な流れ
- 相場チェック
…周辺の同等物件の売出価格をチェックします。 - 査定依頼
…不動産会社に物件の売却(のための査定)を依頼します。 - 調査・査定
…現地調査を含めて不動産会社が調査・査定します。 - 売出価格を決める
…不動産会社のアドバイスを参考にして売出価格を決めます。 - 媒介契約の締結
…不動産売却依頼を1社に決めたら媒介契約を締結します。 - 売却活動
…ネットやチラシなどを使って買主を募集します。 - 買付申込書の受領
…希望者がいれば不動産会社が買付申込書を提示します。 - 売買契約の締結
…買主と交渉して合意したら不動産売買契約を締結します。 - 決済と物件の引き渡し
…売却価格の決済を確認して、物件を引き渡します。
査定依頼から媒介契約の締結までは売主との調整ですが、その後売却活動から売買契約の締結までは3~6ヶ月程度かかるといわれています。
また、売買契約の締結から決済まではさらに1~2ヶ月ほど要するのが一般的です。
不動産売却における仲介と買取の違い
不動産会社に売却を依頼した場合「買い手を見つけてくれるのがプロの仕事」というイメージがあると思います。これが一般的な流れで、売主と買主をマッチング(売買を仲介)する、文字通り不動産売却の「仲介」という方法です。
そのほか、不動産売却には「買取」という方法も。こちらは依頼する不動産会社自体が買主となり、直接取引を行なうので、手続き完了までは比較的短期間で済みます。今すぐ売却したい(時間的余裕がない)場合には買取での不動産売却も検討してみてください。ただし、不動産会社はその物件を再販して利益を確保するため、買取価格は相場の7割程度になってしまうのが通例です。
特段の理由がなければ、「買取」より「仲介」で不動産売却する方が高値で売れる可能性があります。仲介で注意すべき点があるとすれば、売出情報がオープンになることと、買主が現れるかどうかで売却にかかる期間が変わることを前もって認識しておくことです。
不動産売却で知っておきたい税金・手続きのこと
不動産売却が成立したとして、その売買金額がまるごと手元に残るわけではありません。税金や手数料、諸経費などが発生するので、買い替えをする場合などはそれらを見込んで売出価格を検討するといいでしょう。
具体的な計算方法などは詳細ページをご覧ください。
主な費用となるのは以下の項目となります。
- 不動産会社に支払う仲介手数料
- 不動産売買契約書に貼る印紙税
- 不動産売却で利益を得た場合の譲渡所得税・住民税・固定資産税
- ローン残債がある場合の抵当権抹消登記などの登記費用
その他にも物件の測量や廃棄物処理、解体などにかかる費用、住み替えなら引越費用といったコストも確認しておかなくてはなりません。
不動産売却にオススメの時期は?
結論からいうと、年間で見た場合、不動産売却には需要が顕著に増えるという時期はありません。3~4月のような人が移動する時期は多少動きがあっても、賃貸と比べて買主側も容易に購入を決める買い物ではないため、売主としてはあまり特定時期に固執する必要はありません。
むしろ重要なのが、売主にとって売りたいタイミングがいつかということ。住み替えなら新居購入のタイミングとうまく合わせないと、ムダな出費を背負うことになってしまいます。
一般的に不動産売却は半年程度でスケジューリングするのがよいとされています。自分たちが物件を引き渡すのにベストのタイミングから、逆算してスケジュールを立てていくのがいいでしょう。